<パチンコ>ギャンブル性高め過ぎ…不振
かつては「庶民娯楽の王様」と呼ばれたパチンコ・パチスロの人気に陰りが出ている。ギャンブル性を高め過ぎたため社会問題が深刻化し、警察などによる規制が強化された結果だ。
レジャー白書によると、06年のパチンコ人口は1660万人で10年前より40%、1100万人も減った。パチンコ業界の総売上高も95年には31兆円に拡大したが、06年には27兆円まで縮小した。
07年のパチンコ店運営会社の倒産にいたっては144件と、前年より4割も増えた。過去10年で最悪の倒産件数だ。「ギャンブル性が高まりすぎ、パチンコ店が普通のサラリーマンが気軽に遊べる場所でなくなったためでは」と指摘する。
●依存症が多発
パチンコ業界は1980年代以降、よりギャンブル性の高い台を競って導入してきた。「1回の当たりが大きいほど、マニア客が一獲千金を夢見て大金をつぎ込んでくれ、売り上げが伸びた」一方で「一獲千金」の副作用も表れた。初心者にとってパチンコ店の敷居が高くなり、人口を減少させた。さらに深刻なのがパチンコ依存症や多重債務の問題。パチンコに熱中し過ぎた夫婦が真夏に乳幼児を自動車の中に置き去りにして熱射病死させた事件などが全国で頻発した。
●マニアも離れ
警察庁は規制強化を始め、07年9月までにギャンブル性の高いパチスロ機を一掃。金融庁もパチンコ店近くには消費者金融業者の無人契約機を置けなくするなどの規制をした。
パチスロ機は、現在「1日で2万〜3万円稼ぐのがやっと」の台しか認められなくなった。その結果、パチンコ業界があてにしていたマニア客は足を遠ざけ始め、業界からは「業績悪化に拍車がかかる」との悲鳴が上がる。
●電子部品メーカーにも波及
この不振が思わぬ業界に波及している。現在のパチンコ台は大きな液晶画面など電子部品は著名な電機メーカーが作っている。精密機器大手オムロンの07年9月中間決算は売上高、営業利益とも当初予想を下回った。パチンコ玉を数えるセンサーなどの需要が減ったことが一因だったという。
3月10日 毎日新聞から
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パチンコ攻略法詐欺 被害5件、長野
また、また、こんな話題・・・
長野県の松本市内のあるパチンコ店に注意喚起のチラシが貼られたそうだ。
パチンコ攻略法を教えるからと電話で呼び出されたり、携帯サイトや電話で金を振込むように言われ騙し取られた。
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パチスロ不正改造で逮捕
パチスロ台が大当たりするように改造したとして、風営法違反(遊技機の無承認構造変更)の疑いで、パチンコ店営業責任者と遊技機販売業が逮捕された。
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「パチンコ必勝法」に騙されて<爆弾>
パチンコにはまり、パチンコ景品交換所を襲ってしまった男性(43)のケース。
景品交換所で、模造爆弾を手に持って、女性店員に「300万円出しなさい。爆破する」と脅す。また、別の景品交換所を襲う目的で果物ナイフなどを所持した強盗未遂、強盗予備、銃刀法違反の罪。
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オークションでも攻略詐欺
佐賀県警はインターネットオークションの手数料支払いを免れる目的で、ネット銀行の口座を不正に売買したとして、犯罪収益移転防止法違反の疑いで広島市東区、会社役員中島麻由美(32)、埼玉県さいたま市岩槻区、無職中北弘(38)、長崎県佐世保市横尾町、無職中村栄利(47)の3容疑者を逮捕した。
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パチスロ攻略名目で550万円振り込め被害
会社員の男性(21)が、パチスロ攻略の情報提供名目で現金550万円をだまし取られる
男性は昨年9月初旬、パチスロ攻略法情報誌に掲載されていた「ゴールドジャックカンパニー」の無料情報提供の広告を見て、携帯電話から会員登録した。数日後、同社社員から電話があり、
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パチンコ攻略情報名目に預かり金要求
パチンコスタッフ募集の広告を見て応募したら、多額の現金を要求された―という相談が2007年4月以降、県消費生活センターに16件寄せられている。多額の金を支払ってしまったケースも。
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<パチンコ>ギャンブル性サジ加減で不振
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パチスロ27年目の危機
06年末の設置台数200万台をピークに減少し始め、2007年9月の全面入替により25%以上も減り、現在推測で145万〜150万台。
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パチンコ店が景品買い取り 書類送検
パチンコ店が直接景品を買い取っていたとして、警視庁保安課は14日、渋谷区のパチンコ店運営会社と景品買い取り所運営会社など3法人と、それぞれの社長や従業員ら8人を風営法違反(景品買い取り)容疑などで書類送検した。